レーシックは数十分の手術で入院することもなく気軽に受けやすくなっています。
しかし、術後はご自身にて眼の乾燥にはしっかり注意していく必要があります。
《術後は乾燥しやすくなる》
レーシック手術後は一時的に眼が乾燥してしまいがちになります。
手術では、レーザーを照射する為に、角膜にフラップを作ります。
レーザー照射後はフラップを元に戻しますが、切断した部分が元に戻るまでは涙の分泌量が減ってしまう為、乾燥しやすくなってしまうんです。
乾燥がひどくなると、治りも悪くなり、定期検診以外にも通院が増えてしまったり、最悪視力が思うように上がらなかったりなどにもなりかねません。
《術後の眼の乾燥の注意点》
手術後、乾燥を感じないという人も多くいますが、ご自身にて乾燥を悪化させないように下記について注意しましょう。
●術後の点眼などは決められた方法や回数などきちんと守ろう
術後、クリニックから数種類の点眼薬をもらいます。
それぞれ、回数や使い方が決まっていますが、特に痛みもなくすぐに見えたという場合などは、ついつい適当になってしまいがちです。
乾燥を防ぐ為にも、しっかりと決められた通りに守って使用しましょうね。
●メガネやサングラスで直射日光を防ごう
直接眼に日が当たってしまうと乾燥しがちになってしまうので、出かける際は、メガネやサングラスなどをしておくと安心です。
●室内の加湿にも注意しよう
部屋の中はクーラーや暖房などにより乾燥しやすくなっているんです。
加湿器があれば一番ですが、仕事場には置いてなかったり、自宅でも部屋ごとに置くのは大変ですよね。
最近は、デスクにもおけ電源も要らない小さな加湿器もあります。
また、お湯を入れたコップを置いたり、濡らしたタオルを部屋に干しておくだけでも違いますよ。
これらに気をつけ、術後より快適に過ごしていきましょう。
もちろん、手術前も乾燥させないのが一番なので、これからレーシックを受ける人も今から気をつけましょうね。