レーシックの手術には、健康保険や社会保険が適用されません。
そのため、手術費用が全額自己負担となり高くなってしまうんです。
ただ、レーシック手術のように医療費が高額になってしまったときには「医療費控除」を受けることができるんです。
医療費控除と言うのは、生計を共にするひとつの家族で1年間に支払った医療費の合計が一定額を超えたときに、払いすぎた税金が還付される制度なんです。
医療費控除の申請は難しいことはなく、確定申告の際に必要書類を提出すれば適用されます。
申告書類の詳しい書き方は、税務署で税務署の職員の方が教えてくれますから、申請される方は近くの税務署で問い合わせるといいですよ。
なお、申請の際には、レーシック手術の明細書が必要になりますから、明細書は大切に保管しておいてくださいね。
ちなみにこの一定額というのは下記の通りですから、レーシック手術を受けたほとんどの方が対象となるはずです。
■医療費控除を受けられる人の条件(下記のどちらかに当てはまっていればOKです)
・生計を共にする家族の1年間の医療費の合計が10万円を超えた人
・所得税が200万未満で、生計を共にする家族の1年間の医療費の合計が所得の5%を超える人
ただし、医療費控除を受けるためには自分で確定申告をしなければなりません。
確定申告の際には、クリニックでもらった明細書や領収書が必要になりますから大切に保管しておきましょう。
なお、医療費控除は5年前までさかのぼって申告することができるんです。
ですから、既にレーシックの手術を受けた方も5年以内でしたら申告できるんですよ。