レーシックのお値段はクリニックによって違いがありますがこれはなぜでしょうか?
まず、レーシックは医療行為ではありますが自由診療扱いになる為、それぞれのクリニックが独自に値段を設定しています。
では安いと質が悪く、高くなればいい手術であるかといえばそうとは言い切れません。
安いから古い機器を使い、高いから最新機器を使用しているとは限らないんですよ。
まず手術費用には、手術に関わる設備や人件費だけでなく、クリニックの経費や利益も含まれています。
特に経費と利益をどれぐらい配分するかによって値段が大きく変わってしまいます。
経費は一例として内装費や施設維持費や広告費などが挙げられます。
中でも広告費は値段を変える大きな経費になっています。
クチコミで患者数が増えているクリニックはこの広告費が抑えることができるので値段を下げる事ができるんですよ。
また経費は下げれば下げるほどいいとは限りません。
内装が豪華でも清掃されていないとダメですよね。
いくら安くなるからといっても通いにくい場所にあると定期検診の度に交通費がかかって割高になることもあります。
つまり、安くても最新の技術の所もあれば、広告料と利益ばかりの高い所も存在するということになります。
必要なものはしっかり使い、無駄な部分をどれだけ抑えているかを細かくチェックしないといけません。
その為にはただ値段だけで比べるのではなく、その値段が適正価格かどうかを見極める必要があります。
どのような機器を使い、どんな医師が施術しているかなどを合わせた上で値段を比較しましょう。
傾向で言えば、やはり全国に数箇所ある大手クリニックの方が安くなっています。
これは、機器や消耗品などを大量で仕入れることができるので低コストになる為です。
さらに、患者数が増えれば増えるだけ利益も低く設定でき、症例数も上がり技術力もアップするとメリットが多くなります。
値段で選んではいけないレーシックですが、だからといって高ければいい訳ではありませんので納得できる内容かどうかをご自身でチェックしましょうね。