アイレーシックは一言で言うなら、レーシックの進化形ですね。
レーシックと比べ何が進化したかと言うと、まずは見え方の質が向上しました。
たとえ同じ視力に回復しても、アイレーシックなら夜間などのライトや街灯もはっきり見え、よりクリアな視界を手にすることができるでしょう。
2つを比べると手術過程はほとんど同じですが、違う点は使っている機械になります。
角膜は人それぞれ形も厚みも違いがありますが、アイレーシックではフラップを作成する際の角度・厚み・フラップ経のを任意で細かく設定することが可能になりました。
それに比べて今までのレーシックでは数種類の設定パターンから選んだり、設定不可能なものまでありました。
分かりやすく例えるなら、レーシックは既製されたS・M・Lサイズのスーツで、アイレーシックはオーダーメイドスーツと言えるでしょう。
自分にぴったり合うのは、もちろんオーダーメイドされたものですよね。
アイレーシックの精度の良さは、NASAの宇宙飛行士にも利用されていることからも分かります。
レーシック手術で大事なのは、フラップを作成する作業ですが、アイレーシックではイントラレースが使用されています。
この機械は2010年に厚生労働省から承認され、世界でも200万件以上の人が受けているんですよ。
しかし、色々なクリニックで受けることができるようになったアイレーシックですが、どこで受けても同じ結果が得られるとは限りません。
やはり機械だけではなく、施術する医師により大きく結果が変わる場合があります。
もちろん手術経験数は多い所を選ぶのはもちろんですが、一人一人にきちんと時間をかけてくれているかどうかも重要です。
フラップを作成する際、機械の設定を高出力で切開してしまうと短時間で済むメリットはありますが炎症が出る可能性が高く、時間や手間はかかりますが低出力の方がいいんですよ。
これを見極めるには、事前検査などでも不安や疑問点について分かるまで説明してくれるかどうかで判断しましょう。
ただ、レーシックよりアイレーシックを選べばいいという訳ではなく、より良いアイレーシックができるクリニックをしっかり選んでくださいね。