レーシックは入院しなくても、数十分で済む手術なので、レーシックを知らない周りの人からすると軽く思われる場合もあります。
しかし、術後はフラップが安定するまで、より安静かつ安全に過ごさなければいけません。
そうしないと、せっかく手術を受けたのに思うように視力が上がらなかったり、合併症が出てしまうことにもなりかねません。
また術後すぐに視力が回復し痛みがない人もいれば、痛くて目が開けられずぼやけてすぐには視力が上がらない人もおり、あなたがどちらかは実際に手術してみないと分かりません。
その為にも、一緒に住んでいる家族や仕事の仲間に、レーシックの術後の注意点をしっかり説明しておきましょう。
レーシック後1週間は避けたいを挙げてみました。
・水分や異物(ほこり・花粉・ファンデーションなど)を入れてはいけない
・ぶつかって衝撃を与えたり目を触ってはいけない
・運動も控えるだけでなく、通常通りに戻るには時間が必要
以上を説明した上で、それぞれ相手に合わせて注意とお願いをしておきましょう。
特に家庭・お子さんを持つ方は、子供や家族に対して事前に説明を行うことを心がけましょう。
《子供には》
●顔を触ってはだめと注意しておこう
●ボール遊びや激しい遊びはできないことを言っておこう
特に小さなお子さんの場合はわざとじゃなくても、つい目に手が当たってしまうなど危険度が高くなるので注意しておきましょう。
《パートナーや家族には》
●子供のお世話を頼もう
術後一緒に遊んであげられない分、他の家族に遊んでもらいましょう。
また、お風呂も一緒に入ってもらうと、水がかかる心配もなくて安心ですよ。
●家事も手伝えたらお願いしよう
掃除しないとほこりが増えてしまいますが、掃除機をかけることでほこりが舞い、目に入りやすくなのでできればお願いしてみましょう。
《会社の仲間には》
●近くでタバコを吸わないようにしてもらおう
●飲み会などへのお誘いも控えてもらおう
タバコの煙も悪影響ですし、飲酒も傷の治りが遅くなることもあるので、控えてもらいましょう。
あとは、体力的にきつい仕事は、術後は代わってもらえないか前もって相談しておくといいですね。
その分、しっかり安定したらフォローすることもお忘れなく。