レーシックを受ければ、メガネもコンタクトも不要の上、いつでもはっきり見ることができていいことばかり~、と思うでしょう。
しかし、レーシックを受けることによってできなくなることも実はあるので確認しておきましょう。
《レーシックを受けた後できなくなること》
●ハードタイプのコンタクトは使用できない場合も
視力を回復することができるレーシックですが、その効果は永遠ではありません。
その為、レーシックを受けたからと言って、もう視力が下がらないとは言い切れません。
万が一下った場合はまた、メガネやコンタクトに後戻りとなってしまいます。
ただし、レーシックにより角膜の形が変形することもあり、ソフトタイプなら問題なく装着できてもハードタイプのコンタクトは合わなくなる場合も出てきます。
●住宅ローンの団体信用生命保険には加入できない場合も
『レーシックを受けると住宅ローンが組めなくなる』なんて話を聞いたことがある人もいるでしょうがこれは間違いです。
正確に言うと、『住宅ローンの団体信用生命保険に加入できない』と言うことになります。
団体信用生命保険は、万が一死亡したり高度障害になった場合にローンを支払わなくて済む保険になります。
レーシックを受けたことで失明したという報告はありません。
しかしレーシックを受ける人が多い中、保険会社としては万が一のことを考え、より厳しい条件にしているみたいです。
●術後1ヶ月ぐらいまでは通常より不便になることも
レーシックは日帰りで手術を終わらせることができますが、術後は通常より不便になることがあります。
・数日間目に水が入らないようにする(感染症を防ぐ為)
・運動を控える(フラップが安定していない為・汗が目に入るのを防止する為)
・プール・温泉なども控える(感染症を防ぐ為)
・保護メガネをかける(目をぶつけない為・ほこりなど異物が入るのを防止する為)
視力は術後すぐに回復する場合もありますが、これらに気をつけないと、視力が下ってしまったり思わぬ眼病になってしまうこともあります。
また、術後は決められた点眼をしっかり守り、定期検診にも行く必要があります。
このように、レーシックによりできなくなることや若干の不便はありますが、それ以上にできる事がたくさん増えますよね。
1ヶ月待てば、海も温泉も楽しめますし、今までできなかった潜って水の中で目を開けてもはっきり見ることができます。
コンタクトのケアも、ずれて痛いのももうありませんし、朝目を覚ました時からはっきり見える喜びに勝るものはないでしょう。